短時間効率化の救世主

企業を支えるパート社員

パート社員を日々のルーチンワークを担っているだけの人として見ていませんか。
パート社員が短時間効率化を支える企業の柱と感じるのは、私だけではないと思っています。早出や遅番、また、休憩時間の対応など、さまざまな場面でパート社員が重宝されています。また、短時間勤務であれば、就業開始から終了まで、休憩されることもなく、労働されることもほとんどです。
　多くの場合には、さまざまな制約で働き方を考えて、パートタイマーというものを選択し、働かれています。介護や育児、扶養範囲として、また、別の副業（家業）と兼務される方もありますよね。当たり前ですが、能力として、パートタイマーを選んでいるものではありませんよね。パート社員のご自身の思いとして、フルタイマーの方々よりも働ける環境に感謝の思いをもって、働かれている方が多くいることに最初は驚きもしました。
　短時間であるがゆえに無駄な動きを極力減らし、また、意見も活発に提案する方も多くいます。その意見を正社員の方々が取り入れて、業務改善などにつなげる状況を耳にしています。
女性のパート社員の方が働き方の変化をして、正社員、そして、管理職や役員にまで、進んだ方を何人も知っているのですが、パート社員を労力としてということだけでなく、もっと、業務改善や事業活動の取り組みなどに参加頂くと企業が大きく変わる可能性を持っているようにも思います。
パート社員を「日々のルーチンワークを担っているだけではない」という見方されることをお勧めします。「パートの意見だろう」という無能な反応はしていませんよね。